スピーチに成功する10の秘訣 | リンカーンに学ぶスピーチの極意



lifehack.org に、あのエイブラハム・リンカーンを分析し、成功するためのスピーチを作り上げる10の秘策を示した素晴らしい記事があったので、紹介します。
元記事はこちら
10 Tips from Lincoln on Writing a Kick-ass Speech

はじめに

スピーチする機会を得たならば、よっぽど話し慣れていない限り、原稿を用意するべきです。そして、誰にでも理解できるように、分かりやすい言葉を使ってください。(決して退屈で古臭い文言を用いないでください)

元スピーチライターとして多くの演説を分析してきましたが、リンカーンゲティスバーグにおける演説(人民の、人民による、人民のための政治・・)ほど最高のものはありません。イエスハムレットに匹敵する最高のスピーチの一つです。
彼から学ぶ、最高のスピーチをするための10の方法を示します。

1. できる限り短くまとめる

できるだけ短い時間で真意を伝えることが重要です。あなたが2分でそれを実現できたとすれば、ダラダラと30分も話す者よりも、よっぽど聴衆を引き付け、あなたの簡潔さに好感を抱かせます。

2. 決まり文句は割愛する

決まりきった冒頭の句は割愛してください。短い時間で強い意思を伝えるためのキーとなる話題から話し始めてください。

3. 目的を持つ

強い目的を持ち、聴衆にアクションを求めるためにメッセージを伝えてください。

4. 心に訴えかける

スピーチは論理的議論ではありません。常に聴衆の心に訴えかけるメッセージを伝えてください。

5. より大きな出来事を扱う

あなたが、決意を持って強くメッセージを伝えようとするならば、なるべく大きな出来事、話題をもって伝えてください。小さな出来事、話題では小さな感動に留まってしまいます。

6. より多くの聴衆のために演説する

あなたの発した言葉が広く伝えられるかもしれません。より多くの聴衆を対象にしたスピーチを作ってください。

7. 比喩を使う

比喩を使ってください。場面によっては穏やかな言葉を使用することが重要です。

8. 有名な言葉を引用する

有名な言葉や詩を引用してください。聴衆がその言葉に精通しているならば、引用は聴衆に多くのイメージを描かせます。

9. 念入りに見直す

何度でも、念入りに原稿を見直してください。不要な語句を取り除き、より滑らかによどみなく話せるようになるまで、見直してください。

10. 強い言葉で締めくくる

スピーチの最後は、力強いメッセージで締めくくってください。聴衆はそのメッセージを心に残します。あなたが聴衆に最も覚えていて欲しいと望むメッセージを最後に伝えてください。

まとめ

それほど人前で話す機会はありませんが、そういう機会に恵まれたら この10カ条を思い出してみようと思います。
私は歴史に関する知識が浅く、リンカーンについてあまり詳しく知らないので、リンカーンに絡めたコメントやエピソードは割愛させてもらいました。詳しく読みたい方はこちらの元記事をどうぞ
10 Tips from Lincoln on Writing a Kick-ass Speech