Remember The Milk 共有機能を使う

Remember The Milk には他のRTMユーザとタスクを共有する機能があります。チーム内での共同作業を管理するための機能ですね。
でも、試してみるとどうも納得のいかないルール(バグ!?)が多くて使いづらい印象を受けましたが。。検証も兼ねて共有機能を紹介します。

共有とは?

RememberTheMilkの共有機能とは、他のRTMユーザとタスクを共有することができる機能です。共有されたユーザが変更(完了や延期、タスク情報の修正、削除など)した結果は他の共有ユーザのタスクにも反映されます。
この共有機能には、リストの共有とタスクの共有が用意されています。
それぞれ紹介していきますね。

タスクの共有を検証

タスクの共有でできること

共有されたタスクを複数のRTMユーザで操作できます。タスクの完了や延期、タスク情報の修正、タスクの削除などを行うと、他の共有ユーザのタスクにも反映されます。タスクのほとんどの情報が共有されますが、優先度や所属リストの情報だけは共有されないようです。

タスクを共有する手順

タスクレベルの共有は、以下の操作で実現できます。
・リスト一覧から共有するタスクを選択します。(複数タスク選択可能)
・プルダウンメニューから「共有...」を選択します。(コンタクト画面に移動します)

・まだコンタクト(共有するRTMユーザ)を登録していない場合、「追加」を選択してコンタクトを追加します。(コンタクト追加時の入力フィールドには共有するRTMユーザのログインIDを入力します)
・画面上部の「共有」を選択します。
(コンタクトをグループ化し、グループを指定することもできます)

・以上で指定したコンタクトとタスクを共有することができました。
・共有指定されたコンタクトの受信箱に共有されたタスクが表示されるようになります。

タスクの共有の問題点

以下にあげる問題点があります。
・一度共有したタスクはタスクオーナーであっても共有を解除できない。
・タスクオーナー以外がタスクを完全に削除できる。(完了操作ならわかるのですが、オーナー以外のユーザが削除できるとなるとちょっと問題ありな気がします。。)
・ログインしなおさないと他のユーザからの通知を受信できない状況が稀に発生する。
特にタスクオーナーがタスク共有を解除できないのは痛いですね。間違えて共有してしまった場合は、いったんそのタスクを削除して作成しなおさなければなりません。

リストの共有を検証

リストの共有でできること

共有されたリストを複数のRTMユーザで操作できます。タスクレベルの共有でできることに加え、共有リストへのタスク追加操作、優先度変更操作も他のユーザのリストに反映されます。また、他のリストから共有リストへタスクを移動すると、他のユーザの共有リストにタスクが追加されます(バグってますが)。共有リストから他のリストにタスクを移動すると、そのタスクの共有は解除され、他のユーザのリストからタスクが削除されます。

リストを共有する手順

リストレベルの共有は、以下の操作で実現できます。
・タスク画面で共有するリストを選択します。
・画面右側の共有タブを選択します。・「共有する」を選択し、続けて「コンタクトと共有...」を選択します。(コンタクト画面に移動します)

・まだコンタクト(共有するRTMユーザ)を登録していない場合、「追加」を選択してコンタクトを追加します。(コンタクト追加時の入力フィールドには共有するRTMユーザのログインIDを入力します)
・画面上部の「共有」を選択します。
(コンタクトをグループ化し、グループを指定することもできます)

・まだこの状態では共有状態は「保留」です。指定したコンタクトが共有リストを受け入れた時点で共有が成立します。
(以下は共有指定された別ユーザの操作です)
・共有指定されたユーザがコンタクトを受け付ける操作を実施します。
・設定画面のリストタブを表示し、共有要求されているリストを選択します。
・画面右側リストタブの「受け入れる」をクリックします。

・以上で指定したコンタクトとリストを共有することができました。

リストの共有の問題点

以下にあげる問題点があります。
・一度共有したリストはリストオーナーであっても共有を解除できない。
・共有指定したリストをリストオーナーが削除しても他のユーザに通知されない。
・共有指定されたユーザが共有リストの受け入れを拒否しても、オーナーに通知されない。
・複数のユーザが同じタイミングで共有リストにタスクを追加した場合、共有されないタスクが発生する場合がある。(タスクの内部IDが重複してしまうせい?!)
・ログインしなおさないと他のユーザからの通知を受信できない状況が稀に発生する。
タスクの共有と同様、リストオーナーがリスト共有を解除できないのは痛いですね。間違えて共有してしまった場合は、いったんそのリストを削除して作成しなおさなければなりません。

まとめ

問題点としても書きましたが、一旦共有すると解除できないのはちょっと厳しいですね。使うとしたらリストの共有がメインになると思いますが、同期のタイミングによっては共有されないタスクが発生しちゃうのもかなり痛いです。現状ではあまり使われていない機能かもしれませんが、今後ユーザ数の増加に伴って共有機能の利用者は増えてくると思います。ここであげた問題点をクリアできればかなり有用な機能だと思っているので、今後のバージョンアップに期待します!