超強力GTDツール、GoogleノートブックでGTDを実践する方法


LifehackerGTDに関する興味深いポストを見つけました。Google NotebookGTD を実践する という記事です。
> http://lifehacker.com/software/geek-to-live/getting-things-done-with-google-notebook-256844.php
Googleノートブックの特性をうまく利用した斬新なGTD実践方法が詳しく紹介されていました。とても勉強になったので紹介します。

なぜ Google ノートブック?

なぜGoogleノートブックかというと・・以下の理由があげられます。
拡張機能を利用することで、どこでも素早くウェブ上の情報をスクラップできる
・強力な検索機能がある
・共有機能を利用することで、家族や同僚達と共同利用できる
・スクラップ時に生成される自動リンク機能が便利
・世界中どこのコンピュータからでもアクセスできる

セットアップ

ノートの用意


まず最初に「Inbox」「Next Action」「Projects」「Reference」「Someday/Maybe」の5つのノートを作成してください。アルファベット順でソートした時にまとまるように、「GTD: 」をそれぞれのノート名の前に付けることをお勧めします。

カテゴリ分け

Googleノートブックのセクション機能を利用することで、GTDタスクのカテゴリを管理することができます。Googleノートブックの「セクションを追加」リンクよりセクションを追加してください。
また、これを応用すると、プロジェクト名でセクションを作成し、プロジェクトごとにタスクを管理するような使い方もできます。

拡張機能を利用する

素早くウェブ情報をスクラップするために、Googleノートブックが提供するブラウザ拡張ツールを ここ からインストールしてください。
拡張機能をインストールすると、WEB上のテキストを、タイトル、ページリンク付きで簡単にクリップできます。
まずはテキストを選択状態にします。次に、ブラウザステータスバーのGoogleノートブックアイコンをクリックし、ミニGoogleノートブックを開きます。そして、「切り抜き」ボタンを選択します。
この操作は、特にGmailなどの画面で力を発揮します。

Inbox処理と週次レビュー

GTDの定義に従ってタスクを処理してください。(InboxからNext Actionに移動するなど)タスクを別のステータスに変更する場合は、リストの右側にあるプルダウンメニューの「移動」より別のノートに移動することができます。この際、移動先にセクションが定義されている場合、移動先のセクションを指定することもできます。

共有はノート単位

共有はノート単位に指定できます。もし、あなたのGTDのエントリポイントであるInboxのみを共有すればよいのであれば、他のノートを共有する必要はありません。

バックアップ

Googleノートブックのバックアップについて、以下のサイトを参考にしてください。(英語です)
http://lifehacker.com/software/download-managers/geek-to-live--wget-local-copies-of-your-online-research-delicious-digg-or-google-notebook-200360.php

まとめ

Googleノートブックにセクション機能があることや、切り抜きボタンの使い方を初めて知りました。それにしても素晴らしいですね。Remeber The Milk で満足しきっていましたが、GmailGoogleカレンダーなど、ウェブ上の他のツールとの連携を考えると、Googleノートブックのクイックスクラップ機能を利用したこの方法は便利かもしれません。GTDを実践するツールの1つとして検討してみる価値はありそうです。

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