Book-Review TIME HACKS!（小山龍介）

この本について

「TIME HACKS!」 〜劇的に生産性を上げる「時間管理」のコツと習慣〜 小山龍介（著）

〜Amazonの紹介文より抜粋〜
ヒット作『IDEA HACKS!』の著者が贈る時間管理のノウハウ集。個人の予定管理から、チームの行動管理、中長期の目標管理まで、ワンフレーズでわかる時間管理のコツが満載! 携帯電話でTo Doを管理する。やらないことリストを作る。中長期の目標は習慣化で達成する。月曜日に人とは会わない。スケジュールを2週間の単位で眺める。トランス状態でメールを打つ。午後2時に人と会う。自分コストを計算する。家計簿をつけるように時間簿をつける。ルーチン化できる仕事はできるだけ外部に任せる。「七人の侍」を社内から集める。知らない分野の本を10冊斜め読みする。人生計画に年度を入れる。夢をmixiに書く。同じ努力で3倍効果が出る、時間を生み出す89のマル秘テクニック。

この本との出会い

先に呼んだ「IDEA HACKS!」とセットで買いました。文中、「IDEA HACKS!」への参照が随所に現われるので、先に「IDEA HACKS!」を読んでおいた方がよいです。このサイトの一番のテーマ「効率的な時間の使い方」にピッタリのタイトルだったのにもひかれました。レビューによると、短編のアイディア集といった印象を受けましたが、この手の本も財産になり得るだろうと思い、衝動的に購入しました。

レビュー

「時間をコストとして捉えることで、生産性を高める」素晴らしい言葉ですね。深いです。懐にしまっていつでも見返したくなる名言だと思いました。さらに「時間のギャンブル、それも決して勝てないギャンブルに身を持ち崩す人は、自分でそのことに気づいていない。」。。。背中が丸くなります。時間への意識を高める内容は勉強になりました。
また、「やるリスクより、やらないリスク。失敗しても経験を得る」など、チャレンジ精神を高揚してくれる言葉もありました。その他、時間に関するハックが満載です。GoogleCalendarのTimeHack的な使い方の紹介、名刺整理術など、読んでいて楽しい本でした。緊急度と重要度でエリアを４分割してポストイットでTODO管理を実施するハックなんかは役に立ちそうです。
基本的に短編ハック集なので、読み応えのある内容とは言えませんが、いろいろなアイディアに出会えます。この手の本を読んでいない方であれば財産になる内容だと思います。