Gmailで強力なGTD環境を構築する詳しい方法 From The David Allen Company


GTDの提唱者、デビッド・アレン氏の会社「The David Allen Company」の Webサイト に、Gmailで、Emailの領域を超えた強力なGTD環境を構築するための詳しい解説が掲載されていました。Gmail+GTDは今までも耳にしてきた内容ですが、まだまだGmailを使いこなせていないことから敬遠してきました。しかし、この記事を見れば誰でも簡単にGmailで強力なGTD環境を構築できます。大変勉強になったので、紹介します。

最初に

この記事は、GmailがEmailの領域を超え、あなたのワークフローを管理するための強力なGTDアクションリストマネージャとなる方法を示します。あなたが、デビッド・アレンのGTDを支持するのならば、この記事は大きな価値を提供できるでしょう。
さて、GmailGTDを実践するためのステップとして、ラベル、連絡先、フィルタの若干のカスタマイズが必要です。およそ20分の作業の後、Gmailは強力なGTDシステムとして動作するようになります。

1. ラベルの作成

以下に示すラベルを作成してください。


それから、以下の例にならい、プロジェクトを管理するためのラベルを作成します。


「@」「P: 」などの接頭語はラベルリストの表示順を意識したものです。

2. 連絡先の作成

Gmailの特徴の1つでもある、メールアドレスの「+」オプションを利用し、ラベルごとの連絡先を作成します。


以下のように、あなたのGmailアドレスの「@」の前に「+(ラベル名)」を追加したアドレスを登録します。


全てのラベルやプロジェクトについて、連絡先を作成してください。

3. フィルタの作成

先ほど作成した連絡先にメールが送信されてきた時に、自動的に対応するラベルを貼るためのフィルタを作成します。


From欄にあなたのGmailアドレスを、To欄に先ほど作成した連絡先を指定して次へ行きます。


Skip the Inbox と ApplyLabel(Toに指定した連絡先に該当するラベルを選択)にチェックし、フィルタを作成します。


全ての連絡先(ラベル)に対してフィルタを作成します。


以上でセットアップは完了です。

4. 動作チェック

テストするために、あなたのGmailから先ほど作成した連絡先のいずれかにメールしてみてください。


送信した連絡先に対応するラベルをクリックすると、そこにメールが現れるはずです。

まとめ

いかがでしょうか。ここまで説明されればどんなGmail初心者でも理解できます。(GTDを分かっていない人は無理でしょうけど)
Remember The Milk に替わる 強力なGTDツールが次々と出てきますね。いったい何が一番最適なのでしょうか。まだまだ探求の旅は終わりそうにありません。
元記事はこちらです。
http://www.davidco.com/coaches_corner/Wayne_Pepper/article77.html