「やらないリスク」を考える | やらない行為は『失敗という貴重な経験』すら手放す


私は自分では野心の強い人間だと思っていますが、いざ行動力という面では自信がありません。なんでだろう、、、理由を考えてみると「あれをやってみてはどうだろう?・・・やっぱりやめておこう。今は時間がないし、失敗した時のリスクが大きい。」と、何度も言い訳を繰返している事に気づいたのです。そこで、今回は、そういった逃げの人生から脱却し、後悔しない人生を送るため、『やらないリスク』について考察してみたいと思います。

この『やらないリスク』という言葉自体は、「TIME HACKS!」という本で登場するフレーズから引用したものですが、検索してみると、関連記事がチラホラ見つかりましたので紹介します。



Just do it 行動しないことで発生するリスク : akiyan.com

「何も新しいことをしようとせずにもっと幸せになりたいと思う人」に対し「何も新しい行動を起こさないなら現状に満足すべきだ」と手厳しいですが、まったく同感です。ここでも言われていますが、「成功すれば経験と報酬という価値を得られるし、失敗しても貴重な失敗経験という価値を得られる」ことを理解し、意識すべきですね。




行動するかしないかで大きな差がつく

「行動力のある積極派の人は、一部の例外事項を除いて、素早く行動を開始する。逆に行動力のない人は、どんなことでも始めるのが遅く、結局はやらないことも多い。」私もそう思います。「実際に試すことで適正を判断できる。自分に向いてないとか価値がないと思ったら、その場で止めればよいだけだ。」なるほど、そうですね、行動を起こしてから止めることを考えるという姿勢は大切かもしれません。「世の中の多くの人は、積極的と消極的の中間に位置する」と説いている点も納得です。自分を高めるためにも、動き出す意識を持つ事が重要ですね。



http://www4.plala.or.jp/k-k/komoku152.html

「失敗を恐れすぎると、恐ろしさが先に立ってしまいなにもできない人間になってしまいます。」「失敗は人生を狂わせるためにあるものではなく、人間を成長させるためにあるのだ」「失敗は成功の母」と、失敗で得た経験の大切さを説いています。ここが重要ですね。やらないことが、失敗という貴重な経験を投げ捨てることだということを理解することが大切ですね。


以前までの私がそうでしたが、おそらく多くの人はチャレンジすることを悩んでいる場合、「やったことによるメリットとデメリット」を元に行動を決定してしまうものだと思います。重要なもうひとつの要素、『失敗から得る経験』がそこにないのです。「まずはやってみよう。たとえ失敗してもいい経験になる。」と考える事も必要ではないでしょうか。
やらない行為は『失敗という貴重な経験』すら手放す
ことだと理解することが重要です。

私にとってこのブログを書くことも一つの挑戦でした。より多くの人に見てもらえる記事を書くために様々な情報を探し続けました。今まで読書といえばマンガと決まっていた自分が、ビジネス書を読むようにもなりました。その結果、期待以上の恩恵を受けることになったのです。今まで何もチャレンジしてこなかった10年間よりここ2ヶ月間で得た経験、財産の方がはるかに貴重なものとなりました。中でも、デール・カーネギー「人を動かす」という良書に出合えた感動はとても数行の言葉で伝えられるものではありません。もし私が「そうだ、ブログを始めよう!」と思わなかったら、、「手間がかかりそうだからやめよう。。」としていたら、、読書をしてなかっただろうし、それらの良書に出会うこともなかったでしょう。そう考えるだけでゾッとします。恐ろしいリスクです。「ブログを書く」ということに興味を持ち、挑戦し続けているからこそ貴重な財産を手にすることができたのだと思っています。
行動的な人生に変えるためにも「やらない行為は『失敗という貴重な経験』すら手放す」ことを覚えておきましょう。